車検はディーラーや自動車整備会社、ガソリンスタンドなど様々なところに依頼することが可能です。
車検に通ることを前提に修理してきますが、それでも結果的にトータルの費用は依頼先によって異なります。
なぜ違いが発生するのか。
まず一つが、基本料金。
基本料金はそれぞれの会社が独自に設定しているものですので、その部分で差が出てきます。
基本料金は施工に着手する費用も含まれていますし、事務代行手数料、整備技術料など様々な費用が含まれています。
点検項目が何項目になるのかといった部分も、基本料金内に記載していることが多いです。
そして基本料金以外で差が出るのが、パーツの選定。
純正にするのか、代替品にするのかなど、そういった部分で料金に違いが出てきます。
例えばディーラーで車検を依頼すると、まず間違いなく純正パーツのみで対応します。
当然それら一つ一つの部品の値段もやや高くなりがちですので、それが車検費用に反映されていきます。
一方、自動車整備会社の場合は代替品でも特に走行上問題ないと判断できるものであれば、そういったもので対応するケースもあります。
パーツだけでなく、エンジンオイルなども必ずしも純正品でなくてはいけないというルールもないので、そのあたりで依頼者と共に相談して、安いものを選択することがあります。